「ペリーを連れてこい」の元ネタは?発祥の真相とバズった理由を解明

「ペリーを連れてこい」の元ネタは?発祥の真相とバズった理由を解明

「ペリーを連れてこい」の元ネタは?発祥の真相とバズった理由を解明とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

ネット上で「ペリーを連れてこい」というフレーズを目にした多くのユーザーが抱く疑問が、「これは誰のセリフなのか?」「特定の作品の劇中台詞なのか?」という点です。調査報道の観点から一次資料および作品ログを精査したところ、このフレーズの成立には増田こうすけ氏による伝説的ギャグ漫画『ギャグマンガ日和』(集英社)と、そこから派生したネットカルチャーが深く関わっています。

『ギャグマンガ日和』およびそのアニメ版(監督:大地丙太郎)では、マシュー・ペリーが「開国してくだサーイ」と奇妙な日本語を操りながら不条理な行動を繰り広げるキャラクターとして描かれ、当時の読者や視聴者に絶大なインパクトを与えました。特にアニメ版におけるテンポの良い掛け合いや声優陣(うえだゆうじ氏、矢部雅史氏ら)の怪演は、2000年代中盤からニコニコ動画やテキストサイトを中心に多数のMAD動画やパロディを生み出す原動力となりました。

しかし、原作コミックスの全エピソードを検証すると、「ペリーを連れてこい」という文言そのものが特定のコマで単独の決め台詞として使われているわけではありません。事の真相は、作中で描かれた「理不尽なペリー」に対する登場人物たちのツッコミや、ネットユーザーが「クレームをつける際に責任者を呼ぶ構文(責任者を呼べ)」とペリー来航の歴史的事実を悪魔合体させたネット発祥の派生ミームであることが判明しています。

前田 葵
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前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。