近年、大手旅行代理店や地元ネイチャーガイドが企画する「シマエナガ観察ツアー」が冬の北海道観光の目玉として定着しています。以前は一部の野鳥愛好家(バーダー)の間で知られる存在に過ぎませんでしたが、SNSでのバズを契機に、道内外からカメラを手にした観光客が押し寄せる一大ムーブメントへと発展しました。
札幌市内および近郊で特に実績の高い観察スポットは以下のエリアです。
- 円山公園・北海道神宮(札幌市中央区):地下鉄駅から徒歩圏内というアクセスの良さながら、原生林に隣接しており目撃情報が非常に豊富です。
- 旭山記念公園(札幌市中央区):園内の木立にカラ類(シジュウカラやハシブトガラ)との混群を作って飛来することが多く、ネイチャーセンターの情報掲示板も頼りになります。
- 真駒内公園(札幌市南区):広大な敷地に多くの樹木があり、冬場はバードウォッチャーが静かにシャッターチャンスを待つ定番地です。
- 野幌森林公園(江別市・札幌市・北広島市):広大な自然林が広がり、より野性味あふれる環境でじっくり観察したい中上級者向けスポットです。
地元ガイド関係者へのヒアリングによると、「冬のシマエナガはカラ類の混群に混ざって行動することが多く、シジュウカラやヤマガラを追っていくとシマエナガに出会える確率が飛躍的に上がる」という現場ならではのノウハウも語られています。