ネクタイの結び目を平面的に見せず、上質な立体感を生み出す鍵がディンプル(結び目の直下に作る小さなくぼみ)です。ディンプルがあるだけで、スーツ姿の洗練度が格段に向上します。
就職活動や面接において「ディンプルを作ると失礼にあたるのではないか」という疑問の声を耳にしますが、ビジネススーツの本場である欧米基準でも、国内の採用現場でもディンプルは「身だしなみを細部まで整えている規律の証」として高く評価されます(※ただし葬儀・告別式などの不祝儀では、華美さを避けるためディンプルは作らないのがマナーです)。
【失敗しないディンプル成形3ステップ】
- M字の谷を作る:大剣を結び目の筒に通し切る直前、大剣の中央部分に人差し指を押し当て、両端を親指と中指でつまんで「M字型」に折ります。
- テンションを保ったまま引き抜く:M字の折り目を指先でしっかりとキープしたまま、大剣の先端をゆっくり下方向へ引き締めます。
- ノットを固める:くぼみが中央に固定されたことを確認したら、ノットの横幅を指先でキュッとつまんでロックします。この最終締め込みを行うことで、夕方までディンプルが崩れません。