一桁台の支持率。それはもはや、政権としての正統性を失ったことを意味する。支持率がここまで下がると、国会運営は完全に麻痺する。野党からの追及に防戦一方となり、与党内からも「次の選挙で戦えない」という悲鳴が上がって造反者が相次ぐ。政策を実行するための推進力はゼロになり、ただ延命を図るだけのゾンビ政権と化すのだ。
この状態に陥ると、外交にも深刻な影響が出る。他国の首脳から「すぐに代わるであろうリーダー」として相手にされなくなるからだ。国際社会での発言力は低下し、国益を損なう事態を招く。国内の混乱が、そのまま国家の地盤沈下に直結するという恐怖。これこそが、支持率急落がもたらす最大の危機の本質である。