隠岐諸島への玄関口は、島根県の「七類(しちるい)港」と鳥取県の「境港(さかいみなと)」の2か所に集約される。どちらから乗船するかによって、旅の組み立て方や前泊の利便性が大きく変わる。
米子鬼太郎空港やJR境港駅から直結に近い境港は、電車や飛行機を利用する公共交通機関派にとって圧倒的に使いやすい。駅前の水木しげるロード周辺で前泊し、翌朝そのまま乗船するルートが定番だ。一方、自家用車で向かうドライバーにとっての最適解は七類港。巨大な無料駐車場が完備されており、高速道路のインターチェンジからのアクセスもスムーズだ。
航路は、最も大きい島である「島後(どうご・西郷港)」行きと、3つの島からなる「島前(どうぜん・別府港・菱浦港・栗居港)」行きに分かれる。目的地がどちらにあるかを事前に確認し、直行便か経由便かをしっかり見極める必要がある。