こうした新しいタイプのボスたちは、SNS時代におけるローカルヒーローとしての顔も持ち合わせている。下町の商店街や観光地で暮らす名物猫の様子がTikTokやInstagramに投稿されるやいなや、数万単位のイイネが飛び交うことも珍しくない。
例えば、東京・谷中エリアで知られる某商店街の「虎太郎(こたろう)」は、毎朝8時になると八百屋の店頭チェックから1日をスタートさせる。来訪客の足元に体を擦り付けつつも、決して媚びない絶妙な距離感を保つ姿は、観光客のみならず地元の店主たちにとっても癒やしの象徴だ。