大学によって多少の差異はあるものの、一般的な数学科の男女比は男子80〜90%に対して女子10〜20%程度というのがリアルな数字です。1学年100人の学科であれば、女子学生は10人から15人前後という環境も珍しくありません。
女子が少数派であるからこそ、理学部数学科の雰囲気は独特の連帯感に包まれています。派閥争いや過度なグループ分けが起こりにくく、演習室や自習スペースでは男女の垣根を越えて難問の証明を議論する光景が日常茶飯事です。周囲が男子ばかりであっても特別扱いを求めず、対等な「研究の仲間」としてフラットに接する居心地の良さが、学科全体の落ち着いた空気感を形作っています。