ヨツバ編の結末において、警察とL、そして記憶のない月は、新キラとなった火口を高速道路上で追い詰めることに成功します。パトカーとヘリコプターが取り囲む厳戒態勢のなか、押収された黒いノートに月が触れた瞬間、すべてのピースが狂いなく噛み合いました。
ノートに触れたことで、失われていたキラとしての記憶が一瞬にして完全フラッシュバックします。月は腕時計に仕込んでいたノートの切れ端と自らの血を使い、即座に火口を抹殺。ノートの所有権を再び自身へ移転させ、記憶の永続化を完了させました。
この一連のプロセスは、単に容疑を晴らすだけでなく、「死神レムを精神的に追い詰め、弥海砂を守るためにLの名前をノートに書かざるを得ない状況を作る」という最終目的に直結していました。Lが「ノートの存在」と「死神のルール」に近づけば近づくほど、レムのタイムリミットが迫るよう計算されていたのです。すべてが自分の思い描いた青写真通りに進行したからこその、あの「計画通り」という戦慄の独白でした。