当選者20名の顔ぶれを政党別に分析すると、無所属が14名を占めており、依然として糸島市議会における無所属の存在感は突出している。しかし、党派別の動向にも見逃せない変化が現れている。
- 公明党:中岡正俊氏(2,152票・5位)と、まつざき由美子氏(1,805票・10位)の2名全員が堅実な組織戦を展開し、上位で議席を確保。
- 立憲民主党:徳安達成氏(2,132票・6位)が確実に得票を伸ばし当選。
- 参政党:かわまた勇介氏(1,784票・12位)が議席を獲得し、国政政党としての新しい支持層を地域選挙でも定着させた。
- 日本共産党:やなぎ明夫氏(1,397票・17位)が長年の党勢を背景に議席を守った。
- 国民民主党:長浜晋一郎氏(1,374票・19位)が競り勝ち、議席を得た。
公明、立憲、参政、共産、国民といった各党がそれぞれ特色ある支持集めを行ったものの、過半数を大きく上回る14議席を無所属議員が占めた事実は、市民が特定の政党色よりも「個人の人柄や地域への貢献度」を重視して投票している傾向を示している。