テレビ録画の歴史は、手動予約からキーワード自動検索、そしてAIによる自動学習へと急激な進化を遂げた。現在のREGZAを支えるコア技術が、高度にブラッシュアップされた「AI録画エンジン」だ。従来の自動録画機能でありがちだった「関係のない同名タレントの番組ばかりが録画される」「毎週録画していたはずなのにスポーツ中継の延長で尻切れになった」というストレスは、このエンジンの登場によって過去の遺物となりつつある。
家電・AV機器業界を見渡しても、番組の構造データと視聴者のコンテキスト(文脈)をここまで深く紐付けて自動録画を行うシステムは極めて珍しい。単に文字情報を照合するのではなく、番組内の出演時間帯や番組のカテゴリ精度、さらには過去にユーザーが録画を途中で消去したか最後まで試聴したかというログまで学習アルゴリズムに取り込んでいる。この精緻な学習能力こそが、録画の「無駄撃ち」を減らし、本当の観たい番組だけをハードディスクへ残す秘密なのだ。