ユナのキャリアを振り返ると、近年における女優としての覚醒には目を見張るものがある。MBCのサスペンスドラマ『ビッグマウス』で見せた緊迫感あふれる演技は、従来の「可憐なヒロイン」というパブリックイメージを鮮やかに覆し、数々のアワードで高い評価を獲得した。
韓国ドラマ界において、30代を迎えた女優が主役を張り続けるためのハードルは極めて高い。ユナは持ち前の美貌に甘んじることなく、泥臭い役柄や心理描写の難しいキャラクターへと果敢に挑戦し、自身の市場価値を証明し続けている。
現場スタッフからの信頼も厚く、撮影期間中は役に没頭するため私生活を極限まで削るストイックさで知られる。恋愛に現を抜かす隙などないほど、彼女の情熱は表現者としての高みへと注がれているのが現実だ。