卒業生に課される「9年間の義務勤務」に対して、束縛感が強いのではないかという懸念を抱く受験生もいるだろう。しかし、実際のキャリアパスは極めて多彩であり、多くの卒業生が企業や研究機関で目覚ましい活躍を見せている。
労働安全衛生法により、常時50名以上の労働者を使用する事業場には産業医の解任・選任が法的に義務付けられている。特に東証プライム上場企業をはじめとする大手グローバル企業では、専属の優れた医師を確保する動きが苛烈を極めており、就職市場における同校出身者の希少価値は極めて高い。
医師専用コミュニティサイト「m3.com」の意識調査やキャリア掲示板でも、同校出身者が大手企業の専属医として果たす役割や、ワークライフバランスと高水準の待遇を両立させる働き方に対して熱い視線が注がれている。臨床現場での当直業務に追われる生活とは一線を画し、予防医学や組織管理の視点から社会に貢献するキャリアは、現代の医師像として確固たる地位を確立している。