河島英五の突然の訃報が日本中を駆け巡ったのは、2001年4月16日のことでした。49歳の誕生日をわずか1週間後に控えた、享年48歳の若さでした。
公表された直接の死因は肝臓がんです。豪快で体格も良く、アウトドアやスポーツを愛するタフなイメージが定着していただけに、ファンや音楽関係者が受けた衝撃は計り知れないものがありました。彼が患っていた肝臓がんは発見時にはすでに進行しており、本格的な治療を施す猶予すら残されていませんでした。
代表曲『酒と泪と男と女』のイメージから「お酒の飲み過ぎが原因ではないか」と推測されることも少なくありませんでしたが、実際には自覚症状が現れにくいとされる肝臓の病魔が、水面下で静かに進行していたことが急逝の大きな要因でした。