なぜ、一人の若き女性アイドルがここまで激しいマット界の世界に魅了されるのか。その真相に迫ると、単なる観戦を超えた独自の美学が見えてくる。
中山夏月姫が語るプロレスリングの魅力、それは「泥臭くても倒れても立ち上がる、人間の生き様そのもの」だという。過酷なトレーニングを積み、リング上で剥き出しの感情を激突させる選手たちの姿。その一挙手一投足に、彼女は己のアイドル活動や人生観を重ね合わせている。勝利の栄光だけでなく、敗者の背中に漂う哀愁やドラマ性まで噛み締める彼女の視点は、まさにプロのマニアそのものだ。