菅生家は、今や日本で最も注目されるクリエイティブ一族と言っても過言ではない。長男の菅田将暉、次男で「はいよろこんで」のメガヒットが記憶に新しいマルチクリエイターのこっちのけんと(菅生健人)、そして三男の新樹。この強烈な個性の間で、新樹が感じていたプレッシャーは想像に難くない。
しかし、彼らの関係はライバルでありながらも、絶対的な味方同士だ。大学時代、進路に迷う新樹の背中を押したのは、他でもない兄たちの言葉だったという。それぞれの分野で頂点を目指す兄弟の存在は、彼にとってのコンプレックスではなく、むしろ自らを高めるためのガソリンとなっている。