「はい、撮ります」の合図からシャッターが切れるまでのわずか1〜2秒。ここで多くの人が犯す最大のアやまちが、「あごを強く引きすぎる」ことと「カメラのレンズを穴が開くほど凝視する」ことだ。
あごを強く引きすぎると、二重あごが強調される上に、上目遣いになって睨みつけているような印象を与えてしまう。正しい姿勢は、背筋を伸ばして首筋をスッと立て、あごを引くのではなく「頭頂部を上から糸で吊るされている感覚」で後頭部を軽く引き上げることだ。視線はレンズの真ん中ではなく、レンズの少し上(フレームの上端付近)に置くと、まぶたが自然に開き、生き生きとした瞳で写ることができる。