意外にも、幼い頃のキム・テヒョンが描いていた将来の夢は「農夫」だった。居昌で農業に励む祖父の姿を近くで見守っていた彼にとって、土と触れ合い自然とともに生きることが一番身近な未来だったのだ。しかし、中学生の頃に転機が訪れる。音楽への興味が芽生えた彼は、父親の「歌手になりたいなら楽器を一つ習うべきだ」というアドバイスを受け、サックスを習い始めた。
その後、友人の付添として参加したBIGHIT MUSICのオーディションで、審査員の目に留まり見事に合格を果たす。居昌の素朴な少年が、K-POPのトップアイドルへと駆け上がる物語は、ここから本格的に動き出した。