全国で相次ぐ大学キャンパスの移転や統合。その跡地が廃墟化するか、それとも街の資産になるかは、初期のグランドデザインにかかっている。岡崎市の担当者は、「単にマンション群を建てるだけでは、一時的な人口増にしかならない。持続可能なコミュニティの核が必要だった」と語る。
防災拠点としての機能も強化された。広大な敷地には大型の貯水タンクや非常用電源が配備され、災害時には周辺住民の一時避難場所として機能する設計になっている。日常の賑わいと、非常時の安全性を兼ね備えた設計こそが、これからの都市開発に求められる基準だろう。