富士山に向かってまっすぐに伸びるレトロな商店街、本町通り。かつては道路の中央に飛び出して撮影する観光客が後を絶たず、交通安全上の大きな課題となっていた。しかし、現在の現場には過度な警告看板や強硬な規制柵の姿はない。
代わりに整備されたのは、歩道を拡幅した歩行者優先ゾーンと、要所に配置された地域ボランティアガイドによるフレンドリーな声かけだ。地元の商店主は「観光客を排斥するのではなく、街の日常に溶け込んでもらうためのルールづくりを進めてきた。今では商店街のアーケードからも安心して写真を撮ってもらえるようになった」と語る。