孤立無援の戦いで限界を迎え、雨の中で倒れそうになるデクの前に現れたのは、エンデヴァーらプロヒーローの手を借りて駆けつけた雄英高校1年A組のクラスメイト全員でした。
「ひとりですべてを終わらせる」と拒絶し、逃げ出そうとするデクに対し、飯田天哉をはじめとするA組一同は総力を挙げて立ち向かいます。仲間たちはこれまでデクからもらった勇気や恩義を語りかけ、力尽くでその足を止めさせました。
この激闘の中で最も読者の涙を誘ったのが、幼馴染であり最大のライバルである爆豪勝己(大・爆・殺・神ダイナマイト)による謝罪です。爆豪は幼少期からの無個性だったデクに対するいじめ、自身の弱さを隠すための見下し、それらすべてを「自分が拒絶されたように感じて怖かった」と赤裸々に吐露。雨の中で深々と頭を下げ、「今まで悪かった」と初めて「出久」と呼びかけました。この歴史的な和解の瞬間こそ、デクの頑なだった心を溶かす決定打となったのです。