家族の平穏を根底から揺るがしたのが、2026年11月に『週刊文春』がスクープした近藤の不倫報道でした。25歳年下の会社経営者女性と5年以上にわたり親密な関係を続けていたという衝撃的な事実は、長年所属したジャニーズ事務所からの無期限活動自粛、そして2026年4月の退所へと発展します。
世間が猛烈なバッシングに包まれ、一時は「別居状態にある」「すでに離婚協議に入った」と報じられるなか、なぜ敦子さんは離婚届に判を押さなかったのか。そこには、外部からは伺い知れない3つの決定的な理由が存在しました。
第1に、14年にわたる過酷な不妊治療を共に乗り越えた「戦友」としての絆です。肉体的・精神的な極限状態を共有した経験は、一時の過ちだけで断ち切れるほど浅いものではありませんでした。
第2に、最愛の息子・轟丞さんの環境を守り抜くという母としての信念です。多感な成長期にあった息子に、さらなる家庭の崩壊という傷を負わせたくないという配慮が最優先されました。
第3に、敦子さんの傑出した客観性と胆力です。夫の愚行に対して激しい憤りを覚えたことは間違いありませんが、彼女は「仕事のすべてを失い、事務所も追われた夫に、家庭まで奪って完全にトドメを刺す必要はない」と冷徹に見据えていました。感情的な破綻ではなく、社会的制裁の重さを理解した上で、あえて夫を突き放さずに家庭に引き戻す判断を下したのです。