表面上の表示価格だけでLCC(格安航空会社)とFSC(フルサービスキャリア)を比較するのは非常に危険だ。2026年の航空業界では、これまでFSCの強みであった機内預け荷物や座席指定の有料化が一部で加速する一方、LCC側もオプションをセットにしたパッケージ料金を強化しており、両者の境界線は極めて曖昧になっている。
LCCで提示される「片道9,800円」という魅力的な数字も、座席指定代、手荷物20kgの追加、決済手数料、空港施設使用料を加算していくと、最終支払い額が2万5,000円を超えてしまう事例は日常茶飯事だ。対するFSCが「総額3万円」で預け荷物2個・機内食・キャンセル補償まで含んでいるならば、実質的なコスパはFSCに軍配が上がる。決済直前の「最終確認画面」における総額比較を徹底したい。