熊野詣の醍醐味を極めるなら、熊野本宮大社単体だけでなく、熊野速玉大社(新宮市)、熊野那智大社(那智勝浦町)をあわせた「熊野三山」を巡るのが王道です。三山にはそれぞれ異なる時間軸の救済という意味が込められています。
- 熊野速玉大社:「過去」の罪を清める(前世救済)
- 熊野那智大社:「現在」の良縁を結ぶ(現世利益)
- 熊野本宮大社:「未来」の安寧を約束する(来世加護)
古来の習わしに倣う場合、熊野古道の主要ルートである「中辺路(なかへち)」を歩き、最初に熊野本宮大社へ至るのが正統な巡礼路です。体力やスケジュールに合わせて楽しむなら、発心門王子(ほっしんもんおうじ)から熊野本宮大社へ向かう約7km(所要約2時間半)のウォーキングコースが最適。整備された下り基調の小道を歩きながら、山里の美しい景観と古道の霊気を感じることができます。