MLB球団と契約した選手が最初に足を踏み入れるのが、傘下の育成組織であるマイナーリーグ(MiLB)です。MLB機構による大規模な再編を経て、現在はピラミッド型の明確なマイナーリーグ階層一覧が整備されています。
ファンの間でよく議論されるのがトリプルAダブルA違いです。AAAはメジャー経験者やベテランが多数在籍し、MLBへの即時昇格に備える「リザーブ軍団」としての色彩が強いのに対し、AAは各球団の至宝と呼ばれる若手有望株が集う「最も才能の純度が高いリーグ」と評されます。スカウト陣は「AAの投手から結果を出せる打者こそが本物」と口を揃えます。
過酷なマイナーからメジャー昇格条件をクリアするには、まず球団の「40人枠(ロースター)」に入ることが絶対条件です。その上で、日々の試合でベンチ入りできる「26人枠(アクティブ・ロースター)」の切符を実力で奪い取る必要があります。マイナー降格の権利(マイナー・オプション)の残数や故障者の発生状況など、純粋な実力以外の枠組み戦略もシビアに絡み合います。