患者が最も恐れる「痛み」が発生するタイミングには、明確な傾向があります。まず挿入時ですが、全身麻酔の手術では完全に麻酔が効いて意識がない状態で処理が行われます。そのため、管が入る瞬間の痛みを感じるケースは原則としてありません。
真に注意が必要なのは、麻酔から目が覚めた後の「留置中」と、後日行われる「抜去時」です。管が留まっている間は、常に尿意を催しているようなむず痒さや圧迫感を覚える人がいます。そして、カテーテルを引き抜く瞬間、尿道粘膜との摩擦によって一瞬のチクッとした痛みや擦過感が生じます。この抜去時こそが、多くの女性が最も苦痛を感じやすい瞬間です。