現代のSNS空間において、情報はファクトチェック(事実確認)が追いつかないほどのスピードで伝播する。特にTikTokやYouTubeのショート動画、X(旧Twitter)などでは、15秒足らずの短い動画や刺激的な画像一枚で「誰々が亡くなった」というフェイクニュースが作られ、瞬く間に数百万回再生されることも珍しくない。
これらのコンテンツの多くは、広告収入やフォロワー獲得を目的とした悪質なものである。視聴者が「えっ、本当?」と驚いてシェアしたりコメントを残したりする行動そのものが、アルゴリズムによってさらに拡散を後押ししてしまう。私たちは知らず知らずのうちに、デマの片棒を担がされているかもしれないのだ。