安全を担保するための黄金律は極めて明確だ。成人の場合、1回1錠(主成分60mg)を原則とし、1日2回まで。再度服用する場合は最低でも4時間から6時間以上の間隔を空けなければならない。医師の特別な指示がない限り、1日最大でも3錠(180mg)を絶対に超えてはならない鉄則が存在する。
万が一、誤って過剰服用してしまった場合は、2026年現在の医療ガイドラインに基づく迅速な初期対応が命暗を分ける。決して自己判断で無理に吐かせようとしてはならない。吐瀉物が気道に詰まる窒息リスクや、食道粘膜の損傷を招くためだ。まずはコップ1〜2杯の常温水を飲んで胃内の薬剤濃度を緩和させ、速やかに医療機関を受診する。受診の際は、いつ・何錠を・何時頃に飲んだのかをメモや現物のパッケージとともに医師へ提示することが正確な救命処置につながる。