ターミナル脇の特設エリアで一際異彩を放つのが、電動垂直離着陸機(eVTOL)、いわゆる「空飛ぶクルマ」の専用ポートだ。2026年、静岡県は民間スタートアップと手を組み、空港から富士山五合目や伊豆半島をむすぶ二次交通としての試行運用を本格化させた。
陸路で2時間以上かかる観光地へ、わずか20分で到達する。富裕層インバウンドを狙い撃ちしたこの試みは、移動そのものを極上のアクティビティに変える手段として海外メディアの注目をさらっている。騒音対策や天候リスクといった課題はあるものの、次世代モビリティの実験場としての存在感は日増しに高まっている。