日帰りドライブの目的地だったこの場所は、いまや滞在型リゾートの拠点へと進化を遂げている。敷地に隣接して佇む「フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ」の開業が、観光の流れを根本から変えた。
ホテル自体にあえてレストランを設けず、食事や買い物を道の駅や周辺地域に委ねるスタイル。朝靄に包まれる茶畑を眺めながら目覚め、道の駅で焼きたてのパンや朝摘み野菜を手に入れる贅沢は、宿泊者だけに許された特権だ。
茶摘み体験や茶室でのテイスティングツアーなど、生産現場の空気を肌で感じるアグリツーリズムの取り組みが活発化しており、都会の喧騒を離れて深呼吸したい旅人たちの心を掴んで離さない。