インクが出ない時に焦ってやってしまいがちな行動の中には、ペン先を完全に破壊してしまう致命的なNG行為が存在します。
最も多い失敗が、金属やガラスなど硬い物の上でペン先を強く擦り付ける行為です。ボールペンの先端にある金属ボールは1ミリ以下の極小サイズであり、強い衝撃が加わるとボールを保持しているソケットが変形します。一度ソケットが歪むとボールが脱落したり、隙間が塞がって二度とインクが出なくなります。
また、ペンを強く振り回すのも危険です。手で激しく振ると、遠心力の向きがブレて逆に空気をペン先に吸い込んでしまうことがあります。空気を抜く際は、必ず軸を真っ直ぐ保った状態で回転させられる輪ゴム遠心力法を活用してください。