復帰後の草彅剛は、宣言通り約5年間に及ぶ完全禁酒を貫き通しました。タモリからの「もう飲んでもいいんじゃないか」という後押しを受けるまで一滴も酒を口にせず、自己規律と仕事への献身を示し続けた姿勢は、業界関係者からも絶大な信頼を獲得します。
その後、グループの解散や「新しい地図」としての独立という大きな環境の変化を経験しながらも、俳優としての才能を爆発させます。映画『ミッドナイトスワン』ではトランスジェンダーの主人公を見事に演じ切り、第44回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。名実ともに日本を代表するトップアクターとしての地位を確立しました。
NHK大河ドラマ『青天を衝け』での徳川慶喜役をはじめ、映画、舞台、ドラマ、バラエティと多方面で圧倒的な存在感を放ち続けています。過去の挫折を隠すことなく糧とし、人間的な深みへと昇華させた彼の生き様は、今や多くの人々から深いリスペクトを集めています。