全国のホテルや老舗旅館を転戦するタイトル戦では、開催自治体を挙げた「食のおもてなし」が繰り広げられます。読売新聞社が主催する竜王戦では、対局前から候補メニューを公募・選定する「勝負メシコンテスト」が定着し、対局中の「竜王戦の勝負メシ速報」はSNSのトレンドを席巻するキラーコンテンツとなりました。
一方、伝統を誇る名人戦でも、全国各地の最高峰の食材を用いた「名人戦ご当地グルメ」が熱戦を彩ります。ブランド牛のステーキ重から、獲れたての地魚を使った海鮮丼、地元で愛されるB級グルメまで、棋士が口にする一品一品が地域の誇りを背負って盤上に届けられます。対局中継で料理が映し出された瞬間、提供店舗の予約フォームがパンクする現象は、タイトル戦における風物詩です。