面接本番で受験生が最も恐怖を感じる瞬間は、「面接官の英語が早くて聞き取れなかったとき」や「質問の意味が瞬時に理解できず頭が真っ白になったとき」です。ここで絶対に避けるべきなのは、5秒以上の完全な沈黙です。面接官は無言の状態が続くと「応答する意志がない(ギブアップした)」と判断し、次の問題へと進めてしまいます。
ネット上の掲示板やSNSでは「Pardon? と聞き返すと減点される」という噂が散見されますが、これは明確な誤解です。実際の採点現場において、自然な聞き返しは1回〜2回程度であれば一切減点対象になりません。対話において相手の発言を確認することは健全なコミュニケーションスキルと見なされるからです。
聞き取れなかったとき、あるいは考える時間が欲しいときに即座に使える魔法の定型フレーズを頭に叩き込んでおきましょう。
- もう一度言ってほしいとき:
「Pardon?」(語尾を上げて発音)
「Could you say that again, please?」(より丁寧な表現) - 考える時間が数秒欲しいとき(沈黙防止):
「Well... let me see.(ええと、そうですね…)」
「Just a moment, please.(少しだけ待ってください)」 - どうしても単語が出てこないとき:
「I don't know the word, but...(単語が分かりませんが…)」と前置きして別の易しい単語で言い換える
これらのフレーズを発することで、面接官に対して「私は考えており、答える意志がある」というシグナルを送ることができます。沈黙によるゼロ点判定を確実に回避するための強力な防護策となります。