トマトと結石の関係について不安を抱く声も少なくありません。腎臓結石や尿路結石の主要因となるのは「シュウ酸」と呼ばれる成分です。シュウ酸はほうれん草やタケノコに多く含まれることで知られていますが、実はトマトの種や果肉にも微量ながら含まれています。
通常の一品料理程度であれば問題になる量ではありませんが、毎日何個も食べ続けたり、濃厚なトマトジュースを過剰にガブ飲みしたりする生活を続けると、体内のシュウ酸濃度が上昇します。このシュウ酸が体内のカルシウムと結合すると結晶化し、激痛を伴う尿路結石のリスクを高める要因になり得ます。
一方で「痛風や高尿酸値にトマトは悪いのか」という疑問については、トマト自体のプリン体含有量は極めて低いため、直接的に痛風発作を誘発する可能性は低いとされています。ただし、極端な偏食によって栄養バランスが崩れると体内環境に悪影響を及ぼすため、持病のある方は注意を払う必要があります。