見た目にはわかりにくい保温性能の低下だが、手元のインナーをチェックすることで見分けられる明確なサインが存在する。今すぐ手持ちの衣類を確認してみよう。
最も分かりやすい兆候は、首元や袖口、裾のヨレと生地の伸びだ。身体に密着しないダブついた状態になると、肌から蒸発する水分を効率よくキャッチできず、隙間風が侵入して本来の防寒性能を発揮できなくなる。
次に注目したいのが、生地表面のテカリや薄れ、そして毛玉の発生だ。肘や背中など摩擦を受けやすい部分は繊維が摩耗して薄くなり、光にかざすと透けて見えることすらある。さらに、着た瞬間に「ひんやり感」を覚えるようになったら、買い替えの決定的なサインだ。