ガラナ(学名:Paullinia cupana)は、南米ブラジルのアマゾン川流域を原産とするムクロジ科のつる植物です。赤く熟した果実が裂けると、中から白い仮種皮に包まれた黒い種子が顔を覗かせます。その見た目がまるで「人間の目玉」のように見えることから、先住民族の間では神秘的な力を持つ植物として古くから崇められてきました。
アマゾンの先住民族サテレ・マウェ族は、過酷な狩猟や戦いに赴く際、乾燥させた種子をすり潰して水に溶かし、持久力を高める秘薬として飲用していたと伝えられています。現在、市場に流通しているガラナ飲料は、この種子から抽出したガラナエキスに果糖ぶどう糖液糖や炭酸、各種フレーバーを加えて飲みやすく仕上げた清涼飲料水です。
原産国であるブラジルでは国民的飲料として定着しており、世界的な炭酸飲料ブランドと激しいシェア争いを繰り広げています。まさにガラナ原産地アマゾンの過酷な熱帯雨林が生んだ、天然のエナジーシードがその源流です。