松居隆一氏の人生を振り返る上で避けて通れないのが、2001年に母と再婚した俳優・船越英一郎氏との関係です。血縁関係こそないものの、小学校高学年から多感な青年期にかけて実の父親以上に深い愛情を注いでくれた船越氏に対し、隆一氏は深い敬意と信頼を抱いて育ちました。
2017年に世間を大きく揺るがした松居一代氏と船越英一郎氏の泥沼離婚騒動の際、隆一氏の立場は非常に複雑なものでした。母による過激な告発動画の連投やメディアへの猛アピールが続くなか、隆一氏は母の言動に巻き込まれることを毅然と拒否。実母である松居氏を全否定するのではなく、理不尽な攻撃に晒されていた育ての父・船越氏への義理を重んじ、冷静な中立・自立のスタンスを貫きました。
この一連の騒動を機に、一部メディアでは「母子絶縁」とセンセーショナルに報じられました。しかし実態は、感情的な決裂というよりも、「過干渉な母から自立し、大人の社会人として健全な距離を置くための選択」であったと見られています。松居一代氏自身もブログ等で息子の自立について複雑な心情を吐露することがありましたが、隆一氏側が一貫してビジネスと家庭を守るために距離を保ち続けているのが現在の実態です。