膵臓を労る上で、良い食べ物を摂ること以上に決定的な意味を持つのが「NG食材の徹底排除」です。膵臓にとって最大の毒性・過負荷となるのは、「高脂質」「高アルコール」「急激な高GI糖質」の3大要素です。
医学的見地から最も警戒すべきNG食品は、脂身の多い肉類(バラ肉、サーロイン)、揚げ物全般、生クリームやバターを多用した洋菓子、ラーメンの背脂スープなどです。これらは1食あたりの脂質量が30g〜50gを軽く超え、膵臓に過剰なリパーゼ分泌を強いる直接的な引き金となります。
さらに見落とされがちなのが、アルコールと脂質の同時摂取です。アルコールは膵管の出口であるオッディ括約筋を収縮させ、膵液の流れを物理的に滞らせます。そこへ高脂質なおつまみが送り込まれると、膵管内で内圧が高まり、膵炎発症のリスクが跳ね上がります。「ビールに唐揚げ」「ワインにチーズ盛り合わせ」といった晩酌スタイルは、膵臓にとっては最も過酷な拷問に他なりません。