エクセル表の作り方決定版!プロが教える時短ワザと見やすいデザイン

エクセル表の作り方決定版!プロが教える時短ワザと見やすいデザイン

エクセル表の作り方決定版!プロが教える時短ワザと見やすいデザインの見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

SNSやネット上のオフィスハック情報では「見出しをきれいに中央揃えにする裏ワザ」としてセルの結合が軽々しく推奨されるケースが後を絶たない。しかし、実務におけるデータ管理の現場観察を重ねた専門家やシステムエンジニアは、口を揃えて「セルの結合は絶対に使ってはならない」と警鐘を鳴らす。

セルを結合してしまうと、後からデータを昇順・降順で並べ替えようとした際に「この操作には、すべての結合セルを同じサイズにする必要があります」という警告が出て処理が中断される。さらに、関数で該当列を参照した際に計算エラーが発生したり、VBAマクロや外部連携ツールがセルを読み込めなくなったりと、組織の業務を麻痺させる火種となるのだ。

見出しを複数の列の中央に配置したい場合の正解は、結合ではなく「選択範囲内で中央」の設定を行うことにある。範囲を選択して[Ctrl]+[1]でセルの書式設定を開き、「配置」タブの横位置から「選択範囲内で中央」を指定すれば、セルの独立性を保ったまま完全に同じ見た目を再現できる。

また、プリント時によく発生する「端の列だけが次のページにはみ出して紙が無駄になる」という現象も、現場を疲弊させる深刻な盲点だ。印刷トラブルに怯える担当者は改ページプレビューで青い枠線を無理やり引っ張りがちだが、エクセル表印刷のはみ出し防止設定の本流は「ページ設定」にある。「ページレイアウト」タブの「拡大/縮小」設定で、横幅を「1ページ」、縦幅を「自動」に指定するだけで、列数がいかに多くとも用紙の幅に自動スケーリングされ、はみ出し印刷は二度と起こらなくなる。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。