「ヘアオイルとヘアミルクを両方使いたいけれど、つける順番が分からない」という声は非常に多く聞かれます。スキンケアの基本が「化粧水で水分を与えてから乳液やクリームの油分でフタをする」であるのと同様、ヘアケアにおいても「ヘアミルクが先、ヘアオイルが後」が絶対的なセオリーです。
もし先にヘアオイルをつけてしまうと、油分の強力な疎水性バリアによって髪の表面が密閉され、後からつけたヘアミルクの水分や内部補修成分が弾かれて髪の芯まで届きません。結果として、髪の内側は乾いたまま表面だけがベタつくという最悪のコンディションに陥ります。
【ドライヤー前の効果的な実践ステップ】
- 丁寧なタオルドライ:水滴が垂れない程度まで優しく水分を拭き取ります。水分が多すぎるとトリートメント成分が薄まり、乾燥しすぎると浸透ムラが生まれます。
- ヘアミルクを内側から塗布:適量を手のひら全体に伸ばし、傷みやすい毛先から中間へ、手ぐしを通しながら揉み込みます。この段階で髪が内部から柔らかくなるのを感じ取れます。
- ヘアオイルで表面をコーティング:少量のオイルを手にとり、毛先を中心になじませて表面を覆います。これにより、ミルクで補給した潤いを閉じ込めます。
- 目の粗いコームでコーミング:手だけでは行き届かない成分を髪1本1本に均一に行き渡らせます。
- 根元からドライヤー乾燥:地肌と根元を先に乾かし、最後に毛先へ上から下に向けて温風を当てることで、キューティクルが美しく整います。