コロナ療養者からSNSやコミュニティで頻繁に聞かれるのが、「喉が痛すぎて固形物はおろか水すら飲めない」という切実な声です。こうした極限状態において、漢方薬の粉末を無理に水で流し込もうとすると、むせ込んで激しい痛みを誘発してしまいます。
現場の医師や薬剤師が推奨する、痛みを最小限に抑えつつ効果を最大限に高める服薬プロトコルが「うがい飲み(含嗽併用)」です。
■ 桔梗湯・駆風解毒散の「うがい飲み」実践手順
- 湯呑みに少量の熱湯(50ml程度)を注ぎ、漢方薬(1包)を完全に溶かす。
- 水や氷を少し加え、人肌程度の「ぬるま湯」まで冷ます(熱すぎると喉を刺激します)。
- 一口分を口に含み、上を向いて喉の奥全体に行き渡らせるように「ガラガラ」と軽くうがいをする。
- そのまま吐き出さず、喉の壁面を潤すイメージでゆっくりと飲み込む。
- これを数回に分けて全量を服用する。
「この方法を試したところ、喉に直接薬が染み渡り、数十分後には固形物を口にできるようになった」という臨床現場での体験談も多く報告されています。どうしても粉を溶かすのが辛い場合は、市販のゼリー状オブラート(服薬ゼリー)を冷やして包み込むように摂取する、あるいは小豆大の氷を口に含んで患部を一時的に麻痺させてから服用する工夫も極めて実用的です。