本格的に四角く切り出したいものの、専用の「流し缶」を所持していない家庭は少なくありません。しかし、身近なキッチンアイテムを活用した玉子豆腐の型 代用で十分に対応できます。
最も扱いやすいのは、四角い耐熱プラスチック保存容器や金属製のパウンドケーキ型です。型からスムーズに外すための裏技として、型の内側を水で濡らしてからラップまたはオーブン用クッキングシートをシワなく敷き詰め、そこに卵液を流し込みます。蒸し上がった後はシートごと持ち上げるだけで、崩れることなく美しい直方体を取り出せます。
そして、玉子豆腐の味わいを決定づけるのが玉子豆腐のタレ 作り方です。卵液自体の味付けを控えめにしている分、旨味の濃い掛けだれが不可欠です。
【割烹直伝・特製追いがつおダレ】
・一番出汁(または水+顆粒出汁):100ml
・薄口醤油:小さじ2
・みりん:小さじ2
・塩:ひとつまみ
・かつお節(追い鰹用):ひとつまみ
小鍋に出汁、醤油、みりん、塩を合わせて沸騰させ、火を止める直前にかつお節を一掴み投入して火を消します。茶こしで静かに濾して冷蔵庫でキリッと冷やすことで、豊かな香りを纏った特製だれが完成します。お好みでおろし生姜や刻み三つ葉、茹でたオクラやエビを添えると、一気に料理屋の佇まいになります。
また、肌寒い季節には玉子豆腐 温かい アレンジが格別の味わいです。蒸したての温かい玉子豆腐に、出汁にとろみをつけた「銀あん」や「かにあん」をたっぷりとかけ、少量のわさびを添えるだけで、贅沢な温製割烹小鉢へと昇華します。