歴代のシングルバトルやダブルバトルにおいて、でんじふゆうを組み込んだ育成論は独自のポジションを築いていました。特に有名なのが、第5世代から第7世代にかけて猛威を振るった「磁力+でんじふゆう型ジバコイル」です。
相手の鋼タイプ(ナットレイやテッカグヤ、エアームドなど)を特性「じりょく」で交代不可にし、サブウェポンとして飛んでくる「じしん」をでんじふゆうで完全に無効化。安全圏から「10まんボルト」や「めざめるパワー(炎)」で確実に処理するという、極めて明確な役割遂行型としてトッププレイヤーたちに愛用されました。
また、素早さ調整を施して相手の鈍足地面タイプの上からでんじふゆうを展開し、相手の行動を完全に空振りさせるプレイングは、数々の大会で劇的な逆転劇を演出しました。相手の技選択を1手無駄にさせ、交代を余儀なくさせるプレッシャーの高さこそが、この技が対戦環境で重宝された決定的な理由です。