楽天グループが抱える携帯キャリア事業(楽天モバイル)の巨額の赤字と、それに伴う社債の償還スケジュールは、経済界のみならずプロ野球界にも暗い影を落とし続けている。基地局整備への投資が一段落したとはいえ、累積した債務の返済負担は依然として重い。こうした財務状況が、球団の選手補強費や運営予算に直結しているのではないかという懸念が消えないのだ。
実際に近年の楽天イーグルスは、かつてのような大型補強や大物外国人選手の獲得を控える傾向にある。年俸総額の圧縮や若手主体の切り替えが進む中、ファンは「健全経営への移行」と捉える一方で、「資金難の表れ」ではないかと勘繰らざるを得ない状況が続いている。