屋外における喫煙者の行動に対して、世間の目はかつてないほど厳しくなっている。路上での吸い殻のポイ捨ては景観を損なうだけでなく、歩行者や子供への危険を伴うため、多くの自治体が過料を科す条例を整備した。
屋外で喫煙する際、愛煙家にとって必携のアイテムとなるのが携帯灰皿である。ただし、携帯灰皿に吸い殻を限界まで詰め込んで持ち歩く行為もリスクを伴う。内部の酸素が遮断されず、密閉されたバッグの中でじわじわと熱を持ち続ける危険性があるからだ。指定の屋外喫煙スポットで十分に消火し、完全に冷めたことを指先で確かめてから灰皿へ収める。こうした丁寧な所作こそが、街頭で求められる大人のマナーと言える。