不陸整正の費用は、施工規模や現場のアクセス条件、新規材料の補充有無によって変動します。公共土木工事と民間の外構工事では、見積もりの算出体系が異なる点に留意が必要です。
公共土木・道路工事における単価相場:
公共工事の土木積算における不陸整正の平米単価は、1㎡あたり200円〜1,200円程度が実勢目安です。数百㎡以上の広い施工面積でモーターグレーダーが稼働できる現場では㎡単価が割安になる一方、小規模な街路や夜間施工、バックホウ主体の施工では㎡あたり800円〜1,500円前後に上昇します。
戸建て住宅・民間外構工事における費用感:
戸建て住宅の駐車場(2〜3台分:約30〜50㎡)や庭の人工芝・インターロッキング下地における不陸整正は、1㎡あたり1,000円〜2,500円程度、あるいは「下地調整・不陸整正工事一式(30,000円〜80,000円)」として計上されるのが一般的です。
外構工事では施工面積が小さくても、重機の回送費(運搬費)や残土処分費、砕石の材料代、手作業による転圧の手間が固定費として発生するため、土木の大規模現場と比較して平米あたりの割高感が生じます。見積もりを精査する際は、単に不陸整正の項目だけでなく、路盤材の補充費や締固め費が含まれているかを確認することが適正価格を見極める鍵となります。