グループ解散後、3人はそれぞれの道を歩み始めました。藤村美樹は一時的なソロ活動の後に芸能界を引退、田中好子と伊藤蘭は本格的な女優へと転身し、共に高い演技力で日本アカデミー賞をはじめとする数々の賞を受賞するなど名女優としての地位を確立しました。
表舞台でキャンディーズが再結成されることはありませんでしたが、プライベートでの友情は生涯にわたって途切れることはありませんでした。2011年4月、田中好子が乳がんにより55歳の若さで旅立った際、伊藤蘭と藤村美樹は並んで葬儀の席に立ち、涙ながらに別れの言葉を述べました。
伊藤蘭は弔辞の中で「私たちは永遠にキャンディーズだよ」と語りかけ、3人で分かち合った青春の重みを言葉にしました。田中好子の早すぎる死は深い悲しみをもたらしましたが、その存在は今も伊藤蘭の胸の中で生き続けており、音楽活動を続ける大きな原動力となっています。