政界を離れて久しい田中真紀子氏ですが、その発言力はいまだ衰えていません。自民党の派閥裏金問題や歴代政権の迷走が続く中、日本記者クラブなどで開かれる単独記者会見には多くの報道陣が殺到します。
会見場に登壇した真紀子氏は、現職の総理大臣や党幹部に対して「理念も気骨もない」「国民を見ずに内輪の権力闘争ばかりしている」と一刀両断。かつて小泉純一郎内閣で外相を務めた時代を彷彿とさせる、的を射た鋭い言葉遣いはネットやSNS上でも大きな反響を呼びました。
単なる批判にとどまらず、父・田中角栄元首相が掲げた「日本列島改造論」の精神や、地方と弱者を置き去りにしない政治のあり方を説く姿は、今の永田町が失った「大物政治家のスケール感」を多くの有権者に思い起こさせています。