もう一つ、彼女の印象を大きく変えた要因がメイクのアップデートだ。
2010年代の彼女は、太めの平行眉に、タレ目に見せるアイライン、血色感を強調したチークといった「愛され系」のトレンドメイクが中心だった。しかし現在の彼女は、自眉を活かしたナチュラルなアイブロウに、極限まで引き算されたアイメイク、そして素肌感を重視したベースメイクへとシフトしている。
ヘアスタイルに関しても、かつての定番だった重めのボブから、レイヤーを入れた軽やかなウルフカットや、額をすっきりと見せるセンターパートなど、大人の抜け感を意識したスタイルが増えている。この「作り込まない美しさ」への移行が、見る人に「顔が変わった」という新鮮な驚きを与えているのだ。