異なる業界や職種を渡り歩いてきた人材は、組織に「新しい風」を吹き込む。自社の中だけに閉じこもっていては生まれない、異分野の掛け合わせによるアイデア。これこそが、イノベーションの源泉だ。
例えば、金融業界からITスタートアップ、そして医療ベンチャーへと移籍した人物がいるとする。彼らの頭脳には、それぞれの業界の商習慣、規制、そして技術トレンドが蓄積されている。この「越境する力」こそが、従来の生え抜き社員には真似できない独自の強みとなるのだ。企業は今、単なるスペシャリストではなく、複数の領域を繋ぐコネクターを求めている。